SGVs Help SGVsは SDIY(Software D.I.Y.) Graphics Viewer by SharpVectors の略です。 エスジーヴスと読んでください。 SMCm(メールクライアント)を作る際に幾つかSVGのアイコンを使用しました。 SVGに対応したサムネイル表示が可能な画像ビューアー(特にインストーラーを使わないもの)は意外と見つからず、不自由しました。 SGV-Xaml変換に使用したSharpVectorsで簡単にSGV対応ができそうだったので画像ビューアーを作りました。 Ver 1.1.17からWebP形式に対応しました。 SGVsの最新版はGitHubで公開されています。 https://github.com/ElinamLLC/SharpVectors 公開しているElinamLLCの方々に深く感謝いたします。 使用しているリソースの詳細はSGVs.About.txtを参照してください。 SGVsのツールチップやメッセージは英語のみです。 1.ライセンス A.免責事項 本ソフトウェアは「現状のままで」で提供され、明示的/暗黙的に拘らずあらゆる保証はありません。 作成者は、本ソフトウェアに起因または関連する事項、本ソフトウェアの使用、またはその扱いによって生じる一切の請求、損害、その他の義務について責任を負いません。 B.配布制限 一次配布サイトは http://sdiy.rdy.jp/ です。 作成者(S.D.I.Y.)が許諾したサイトを除き、インターネット上での再配布を禁止します。 許諾サイトは 一次配布サイトで公開します。 再配布する場合、一次配布サイトに掲載しているファイルの名称、内容を変更することを禁止します。 また、自動アップデートツール等の対象とすることも禁止します。 但し、イントラネットや家庭内LANにおける共有や自動アップデートツールの提供は制限しません。 この条項の目的はマルウェア、アドウェアなどが添付されたり、悪意ある改変がなされた配布物が流通することを防止することです。 C.無償使用 本ソフトウェアは本来の目的(画像の閲覧、形式を変更して保存)に使う限りにおいて、個人・商用目的を問わず無償で使用できます。 本ソフトウェア自体を販売することはできません。 無償で取得、使用できることを説明したうえで有償サポートサービスの対象とすることは妨げません。 D.リバースエンジニアリング等の禁止 本ソフトウェアに対しリバースエンジニアリング等の解析行為を行うことを禁止します。 2.インストール、アンインストール .Net Framework 4.7.2.2 以上を必要とします。(ビルド時の指定。但し動作確認は4.8のみ行っています。) zipファイルを適当なディレクトリに解凍してください。レジストリは使用しません。 3.特徴 A.SVG(拡張子SVG,SVGZ)の表示ができます。(SharpVectorsによる) B.VS2017 Image Libraryに含まれているXAMLアイコンの表示ができます。 表示可能なXAMLの条件 XAMLから構築されるVisual TreeにRectangleが含まれていて Rectangle.FillにDrawingBrushが設定されていること。 (DrawingBrushのDrawingプロパティの内容を描画する) 拡張子はXAMLであること。 C.WebP(version 1.1.17から) D.その他の表示可能な形式 形式 拡張子 BMP: BMP,DIB,RLE JPEG: JPG,JPEG,JPE,JFIF GIF: GIF EMF: EMF WMF: WMF TIF: TIF,TIFF PNG: PNG ICO: ICO 3.使用方法 A.設定ファイル、起動パラメータ、多重起動制御 a.設定ファイル デフォルトの設定ファイルは存在しません。 "-cfg"パラメータで設定ファイルを指定可能です。 例: SGVs.exe -cfg=%USERPROFILE%\SGVs\SGVs.cfg 設定ファイルは1行につき1つ起動パラメーター、もしくはファイル名を記載したものです。 b.多重起動制御 起動パラメーターを省略した場合、多重起動はできません。 -mi を指定する多重起動制御は無効になります。 -Key=string を指定すると同一の string で起動できるプロセスは1つだけになります。 c.起動パラメーター -mi 多重起動を可能にする -key=string 同一の string で起動できるプロセスは1つだけになる -EtvDpth=int 初期表示時にExplorer Tree Viewを展開するフォルダー階層の数 -EtvFldrRgxIsInc,-NoEtvFldrRgxIsInc -EtvFldrRgxに指定する正規表現に対して -EtvFldrRgxIsInc:正規表現にマッチするフォルダー名のみを表示 -NoEtvFldrRgxIsInc:正規表現にマッチしないフォルダー名のみを表示 -EtvFldrRgx=string フォルダー名に適用する正規表現文字列 -ExtTlPth=string サムネイルやメインイのメージをダブルクリックした場合に起動する外部ツールのパス (指定しない場合はmspaint.exeを使用する) -CchmmrySzMb=int キャッシュメモリーのサイズ(MB単位の整数) https://docs.microsoft.com/ja-jp/dotnet/api/system.runtime.caching.configuration.memorycacheelement.cachememorylimitmegabytes?view=netframework-4.5 指定しない場合:0 → コンピューターが備えているメモリの量に基づいて、MemoryCache インスタンスがそれ自体のメモリを管理することを示します。 -CchExprMnt=int キャッシュの保持期間。キャッシュからキャッシュ エントリが削除される前にキャッシュ エントリがアクセスされる必要がある期間。 https://docs.microsoft.com/ja-jp/dotnet/api/system.runtime.caching.cacheitempolicy.slidingexpiration?view=netframework-4.5#System_Runtime_Caching_CacheItemPolicy_SlidingExpiration 指定しない場合:10 ファイルまたはフォルダのパス 初期表示でExplorer Tree Viewのルートに設定するフォルダのパス ファイルのパスを指定した場合、親フォルダをルートに設定し、 指定したファイルをメインビューに表示する。 以下 ver 1.2.18で追加 -PnOnTp/-NoPnOnTp -PnOnTp:ウィンドウを最前面にピン止め -NoPnOnTp:ウィンドウを最前面にピン止めしない(デフォルト設定) -FllScrn/-NoFllScrn -FllScrn:ウィンドウをフルスクリーン表示 -NoFllScrn:ウィンドウをフルスクリーン表示しない(デフォルト設定) ※-PnOnTpと-FllScrnは両方同時にOnにすることができない。(後に指定したほうが有効になる) -MnmzOnEsc/-NoMnmzOnEsc -MnmzOnEsc:[Esc]キーでウィンドウを最小化 (但しウィンドウでメッセージが表示されている場合はメッセージを消去) -NoMnmzOnEsc:[Esc]キーでウィンドウを最小化しない(デフォルト設定) -MnmzToTskTry/-NoMnmzToTskTry -MnmzToTskTry:タスクトレイへ最小化 -NoMnmzToTskTry:タスクトレイへ最小化しない(デフォルト設定) -CnfrmExtApp/-NoCnfrmExtApp -CnfrmExtApp:アプリケーション終了時に確認メッセージを表示 -NoCnfrmExtApp:アプリケーション終了時に確認メッセージを表示しない(デフォルト設定) 以下 ver 1.4.24で追加 -SpltVw=None|Row|Column None :分割しない Row :上下分割 Column :左右分割 -LckActvVw|-NoLckActvVw -LckActvVw : Avtive な View をロックする(フォーカスが移ってもActiveViewが変わらない) -NoLckActvVw : Avtive な View をロックしない -LnkVw=Isolate|Sync|Slide Isolate : サムネイルを選択した際、AvtiveなViewにのみ当該画像を設定 Sync : サムネイルを選択した際、Avtive,Inactive 両方のViewに当該画像を設定 Slide : 現在 Active Viewに表示している画像を InactiveなViewに移動し、Avtive な Viewに当該画像を設定 以下 ver 2.0.25で追加 -LdFlMinKb 最小値、デフォルトは0 -LdFlMaxKb 最大値、デフォルトは9,007,199,254,740,991 (Long.MaxValueを1024で割った値) 以上