SAPpz | Audio Player

Description of Playlist | プレイリストの説明

デフォルトリスト

SAPpzのWindowで表示しているプレイリストを[デフォルトリスト]、または単に[リスト]と呼びます。
  • 起動時にパラメータでファイルやディレクトリを指定しない場合、既定のファイルから読込を行います。
    (-NoAutoLd を指定することで無効にすることができます。)

  • [Save Playlist][Ctrl+S]を実行した場合、既定のファイルに保存します

  • アプリケーション終了時、既定のファイルに保存します。
    (-NoAutoSv を指定することで無効にすることができます。WindowのOptionメニューにも項目があります。)
    このとき、現在の曲の番号を保存し、次回起動時にその曲から再生を開始します。
    再生中あるいは一時停止(Pause)状態の場合は曲中の再生位置も保存します。
「既定のファイル」はデフォルトでは %TEMP%\SAPpz-Default.xspf です。
-DfltLstFldr=[PathOfDefaultList] を指定すると [PathOfDefaultList] で指定したフォルダに保存します。
-Key=[keyvalue] を指定すると ファイル名が SAPpz-Default.[keyvalue].xspf になります。

 下記の 対応しているプレイリストの形式 で示すフォーマットのプレイリストを読込むこと(Import)ができます。
この操作は読込元のプレイリストからタイトルの情報を取り込み、[デフォルトリスト]へ追加します。
(追加後の各タイトルは読込元のプレイリストとの関連はありません。順番の変更、項目の編集は元のリストへ影響しません。)

デフォルトリストへのファイルの追加方法

  • コマンドライン引数
    コマンドライン引数でファイルやフォルダーを指定するとデフォルトリストに読み込みます。
    上述の通りこの場合、前回保存したデフォルトリストを読込みません。

  • ファイルメニュー
    ファイルメニューの[Add Files], [Add from Folder], [Add from other Playlist], [Add from URL]を使用して
    デフォルトリストへタイトルの追加を行えます。

  • Drag&Drop
    ExplorerからファイルやフォルダーをDrag&Dropすると
    デフォルトリストにタイトルを追加できます。



対応しているプレイリストの形式

File PathTitleArtistAlbumLength
m3u(m3u8)-
pls--
wpl----
xspf
◎:必須項目
○:オプション項目、Import/Exportともに対応
△:制限有(後述の[m3u形式に関する補足]参照)

m3u形式に関する補足

  • Exportはファイルパスのみを出力します。(EXTM3Uではありません)
  • ImportはEXTM3Uも可能です。
    慣例ではアーティスト名と曲のタイトルを " - " で連結して[#EXTINF]に設定するようですが、
    この慣例に従った処理は行っていません。(Artistは常にブランク、Titleに アーティスト名も表示)

プレイリストの項目とファイルのプロパティ

プレイリストに設定されていない項目はファイルのプロパティから取得します。
リストの項目を編集してもファイルのプロパティには反映されません。


[length](曲の長さ)に関する特記事項

[length]のみ精度の観点から他の項目と扱いを変えています。
取得元/精度は下記のようになっています。

  • 秒単位
    m3u, pls, ファイルのプロパティ
  • ミリ秒単位
    xspf, 再生開始時に取得できる曲の長さ
精度の高いものを優先するようにしています。
表示はすべて秒単位です。

内部的にはミリ秒単位の[length]を保持していて、
合計の計算はミリ秒単位、表示は秒単位で行っています。
このため、タイトルごとの表示と合計が数秒ずれる場合があります。

再生開始時にミリ秒単位の[length]を取得するため、
リストの再生が進むとプレイリストの合計時間が若干変化することがあります。