プライバシー設定のチェック
ver1.1.27 (2022/05/01 リリース) のために整理しました。
レジストリの情報とメッセージ
カメラのプライバシー設定に関わるレジストリーの値は下記3つ。
公式の資料は見つけられず、検索して見当をつけ、画面を変更して値をチェックしました。
公式の資料は見つけられず、検索して見当をつけ、画面を変更して値をチェックしました。
下記の[1]が.NET で読み取ることができない。
その上のキー
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\CapabilityAccessManager\ConsentStore]
が開けない。
その上のキー
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\CapabilityAccessManager\ConsentStore]
が開けない。
[1] | [HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\CapabilityAccessManager\ConsentStore\webcam] "Value"="Allow" |
レジストリでのチェックができないため、カメラの情報取得時に例外(UnauthorizedAccessException)の発生をチェック。 | |
[2] | [HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\CapabilityAccessManager\ConsentStore\webcam] "Value"="Allow" |
[3] | [HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\CapabilityAccessManager\ConsentStore\webcam\NonPackaged] "Value"="Allow" |
レジストリと設定画面との対応関係
スクリーンショット上に示した数字と、上の表の数字で対応関係を示しています。
[1]は画面とレジストリの表示が一致しますが、[2],[3]は一致しない場合があります。
[1][2][3]をすべてOn(レジストリは"Allow")にした後、[1]のみOffにすると
[2],[3]は画面上Off(グレーアウトして変更不可)になりますが、レジストリは"Allow"のままです。
ver1.0.26 リリース時は以下2点のミスで混乱していた
Windows 10 | Windows 11 |
![]() |
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[1]は画面とレジストリの表示が一致しますが、[2],[3]は一致しない場合があります。
[1][2][3]をすべてOn(レジストリは"Allow")にした後、[1]のみOffにすると
[2],[3]は画面上Off(グレーアウトして変更不可)になりますが、レジストリは"Allow"のままです。
ver1.0.26 リリース時は以下2点のミスで混乱していた
- レジストリの[1]をチェックしていないかった
- 画面上は Windows 10の[2]とWindows11の[1]が対応していると勘違いしていた